金塊と地雷

2012年10月17日 水曜日 maechan

今日の東京税理士会の研修は講師が弁護士の鳥飼重和先生で内容は「税理士の足元に埋まっている金塊と地雷」という興味深いものでした。
まず最初に時代の流れを考えるのに「風水」の180年周期説を挙げられました。
上元(元治元年~大正12年)・・・ 創生
中元(大正13年~昭和58年)・・・ 栄旺
下元(昭和59年~平成55年)・・・ 衰墓
60年周期で時代が流れ、現代は何と「衰墓」
この漢字からもわかるように先が暗い時代です。
また、「下元」は乱世の時代でもあり、秩序が安定し能力が評価された「上元」「中元」とは異なり、秩序が崩壊され新しい価値観が評価される時代だそうです。

「昨日の専門家は明日の専門家ではない。」しかし、これは恵まれないひとにチャンスのある時代でもある。

生き残るには、時代の変化に適応する必要がある。
自分の個性を確立しなければいけない。
法令等の基準は社会常識で考え、企業の成長の基準は非常識の観点で考える。
必要なのは、勇気と元気!

頭の固い税理士に「非常識」を求められるとは、大変な時代です。
士業は、専門性の罠に陥りやすく、思考方法は固定化し、かつ顧客・市場を固定的に見ている。
過去を引きずる現在思考であり、未来からの思考ではない。

確かに思い当たることが多いです。
しかし、いつの時代も変わらないのは顧客のニーズを一番に考えること。
まずは、顧客の要望を正確にスピーディーに読み取れる税理士になりたいと思っています。

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