「頭の良い子が育つ家」と「認知症専用フロア」

2007年10月17日 水曜日 maechan

小さな会計事務所でも机の配置などのレイアウトは悩むものです。
仕事に集中して効率性を高めるには独立した机の配置がいいような気もしますし、情報の交換を考えると島のようにまとまっていた方がミスが少なくなるような・・・・

さて最近、有名私立中学の受験に成功した生徒の自宅をモデルにした「頭の良い子が育つ家」が戸建て住宅やマンションとして商品化され注目を集めていると聞きました。
受験生は子供部屋にこもって黙々と難問に取り組み、家族は息を潜めて見守っているという固定観念を覆すものでコンセプトは、間仕切りを極力なくし、家族がお互いの気配を感じながら生活する「究極の1LDK」なのだそうです。

最近の入試が、子供の考えや答えを導き出した理由を書かせるような記述問題が多くなったのが要因。
自分の意見を言えて、きちんと人に伝えられる、また人の意見を聞く力が必要になり、それを培うのに普段の生活での家族との濃密なコミュニケーションがより大切になったといいます。
子供部屋を孤立させず、本棚に親子の本を一緒に入れるなど、子供と家族の記憶に残る空間を演出。
なるほど、これが受験の本来の姿かもしれません。

この区切りのない空間は「認知症の対応策」としても、メリットがあるようです。
老人ホームでは、認知症への対応はホームの経営理念・方針によって差が出やすい部分です。
認知症の人同士が集まると、ふしぎと安心できるという経験則に立ち、ワンフロアを専用にして、ほぼ職員とマンツーマンの体制をとる。
建物も廊下を好きなだけ歩きまわれるような構造にしたり、放尿があった場合でも清潔が保たれるように、フローリングにする工夫。
なるほど、確かに落ち着くかもしれません。

会計事務所のレイアウトも機械的なパソコン処理を優先するのではなく、質問ができる環境作りから始まり、能を働かせることに重きを置かなければいけない時代です。

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