確定申告を終えて

2012年3月23日 金曜日 maechan

税理士事務所の一大イベントである所得税の確定申告が3月15日で終了しました。

今年の確定申告で感じた事、ベスト3は

1.寄付金控除が複雑だった。
 支出した寄付金が寄付金先によって所得税の税額控除を選択できるようになった。
 震災関連寄付金の種類によって、地方税の控除金額が違う。

 ・・・確定申告をする人にとって、所得税の税額控除の方が所得控除よりも得になるケースが多く、どちらが得になるかの判断と新しい書式への対応に少し苦労しました。

2.年金所得者の所得税申告不要で住民税申告書を作成することが多かった。
 年間の年金収入が400万円以下かつ他の所得が20万円以下の人は、平成23年分所得税確定申告書の提出が還付申告以外は不要となりました。

・・・所得税の確定申告書提出は不要でも住民税の確定申告はしなければならず、せっかくの簡易化も不十分なものとなりました。
めったに作成しない住民税の申告書が市町村ごとに書式が違うために、各市町村に連絡して申告書を送ってもらいました。
一方、税務署では提出不要の申告書が提出され税額が発生していると、納税者に連絡をして「確定申告の提出は必要ありません。」と連絡をするところもあると聞きました。

3.土地の譲渡が多かったような???
共有持ち分の土地の譲渡を何件かしたので、そう感じたのかもしれません。
土地の公示価格が今日発表され下落しているところが多いようですが、土地の値上がりを待って売りたいというよりも、早くさっぱりしたいという人が増えてきたような気がします。
これはあくまでも個人的な意見です。

以上、感じた事ベスト3でした。

 

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