賞味期限切れのお弁当などを廃棄するのはもったいないとフランチャイズのコンビニのオーナーが期限切れになる前に、フランチャイズ会社との契約規定に反して安売りをしたというニュースが何ヶ月か前に流れましたが、この件については賛否両論ありました。
世界には飢餓で亡くなっている子供もいるのにもったいない。
コンビニは、価格よりも24時間営業と便利さを優先しているので根本的なものを見失ってはコンビニの命取りになる。
ふたつの意見はもっともだと思います。
しかし、コンビニのオーナーがこの時にお弁当廃棄以外に親会社に主張していた案件は知っていましたか?
私は今日、コンビニのオーナーと話していて、その話題になり初めて知りました。
それは、賞味期限切れ廃棄のお弁当にもチャージ料金を支払っているので、廃棄分にはチャージ代はかけないで欲しいと訴えていたそうです。
フランチャイズのチャージ料金は、契約書によると売上総利益に対してそれぞれの店タイプの料率でチャージ料金が計算されます。
コンビニが作成した損益計算書を見てみると
売上原価のマイナス項目に商品廃棄等があり売上原価が減少し、売上総利益が増えています。そして、販売費及び一般管理費の欄に費用として同額の商品廃棄等があり営業利益が減少する会計表示になっています。
最終的には当期利益は同じなのですが、チャージ料金には影響してきます。
テレビニュースではオーナーの主張は、わかり易いそして大衆受けがいいお弁当の安売りだけしか報道されなかったと思います。
しかし、フランチャイズの加盟店にとって経営上、このチャージシステムの方が問題ではないかと思います。
マスコミでは全体の中の一部しか情報を得ることが出来ません。そして、その情報は必ずしも受ける側にとって重要性の優先順位ではありません。
自分にとって大切なことは専門家に聞き、そして自分の目で確かめることがこれから先益々必要になってきたと思います。


