税務調査の受け方 – 心構えと準備 -

2007年7月31日 火曜日 maechan

年1回の税務署間の定期異動も終了したので、そろそろ税務調査が増え始めます。
以前は夏のお盆休みが終わった頃からだったのですが、ここ数年、お盆前にも税務調査が入ります。さすがにお盆の期間は税務調査官がお盆に一斉に休みを取るようなので調査はないと思います。

さて、税務調査はどんなにまじめに経理処理をしていても嫌なものです。
「重箱の隅をつつくようなことを言われたりはしないだろうか?」と心配したり、「少しでもお土産を持たせてあげなくては帰ってくれないのでは?」なんて周りのうわさを信用したり、落ち着かないものです。
しかし、今は「お土産」というような風潮はありません。

税務調査は、原則として調査の日程を決める為に税務調査官から電話で問い合わせがあります。顧問税理士がいるところでは税理士に連絡が入ります。仕事の関係などを調整しながら都合の良い日を双方で決めます。調査期間はおおむね2日間です。
連絡が入った時、調査官に「通常の調査なのか?」「調査対象決算期はいつか?」「調査の日は何人で来るのか?」を確認してください。

税務調査と聞くと気分が高揚し、最初から敵対心を持って調査に臨む方をたまに見かけますが、お互い人間同士、理不尽な態度では良い結果を得られません。
調査官に自分の事業を納得がいくまで理解してもらおうという心構えで調査に臨むといいと思います。逆に納得がいかないものは納得がいくまで質問をして下さい。
事業を続けていく以上、税務調査はこれからも入ります。今回の調査で一つでも多く、今後につながるものを学びましょう。

法人の場合、税務調査を受ける際、通常準備をしておいた方が良い帳簿類は次のものです。
  ・会社の概要がわかるもの
  ・現金出納帳
  ・銀行帳、通帳
  ・売上帳、得意先元帳
  ・仕入帳、経費帳
  ・総勘定元帳
  ・領収証、請求書などの原票
  ・給与台帳
  ・事業関連の契約書
その他、業種に応じて売上や経費を計上する上で必要となりそうなものを準備してください。
通常の調査の場合、直前の事業年度を中心に見ますので、直前期は重点的にチェックをしておいて下さい。また、2日間の調査の場合、過去3期分を見ますので最低でもその期間の事業年度の書類の準備は必要です。
あと、調査前の準備として調査を受ける場所を決め、社長、経理、税理士、調査官の座る位置も考えておいた方が良いでしょう。

臆することなく、堂々と調査を受けてください。
ただし、しゃべり過ぎは禁物です。

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