監査法人

2014年1月19日 日曜日 maechan

NHKのオンデマンドを申し込み、見逃していた過去のドラマ「監査法人」を休みを利用して一気に見ました。
ドラマの中で監査法人の理事長が粉飾決算の容認で逮捕され刑に処せられるのですが、その理事長が「自分がやったことは認めるが、会社を育て大きくするためにやってきたことが昔は善で今は悪というのは時代がそうさせたもので、私は無罪を主張する」と最後まで闘っていました。
公認会計士の仕事も立場も近年随分変わってきました。
厳格な監査か会社を潰さない監査か、難しい判断ですが株主、投資家を重んじる時代になったようです。

4月からの消費税増税に向けて個人消費が落ち込まないように、安倍首相が企業に賃上げを要求をしていますが、監査法人の立場からは企業の体力をつけるために利益留保を勧めるのかなとドラマを見ていて思いました。
勤めている者にとってもリストラのない強い会社の方が安心でき、いいかもしれません。
今年もまだ不透明な時代のようです。

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